エアボードとはどんなスポーツ?
雪の上のスポーツは使うアイテムによって、いろいろな異なる動きや楽しみ方があります。
その一つがエアボードというもので、徐々にファンを増やしている新しいスポーツと言えます。
これは、中に空気を入れたボードの上に、うつぶせの状態で体を寝かせて斜面を下っていくというものです。
エアボードの大きさはだいたい大人の上半身よりちょっと大きいくらいで、厚さは30センチから40センチくらいあります。
直接雪面を滑っていくのですが、エアが入っていますので衝撃は適度に吸収されて痛みを感じることなく、爽快に斜面を滑っていくことができます。
エアボードはスイスが発祥とされていて、ウインタースポーツが親しまれている国々で次第に知名度が上がっています。
日本では始まったばかりのスポーツですが、市販の製品を購入することができます。
アウトドア用品で有名なモンベルが総合代理店として販売していて、オンラインショップでも購入することができます。
ベースとなる部分はナイロン製で、底にはPVC製のレールが付いています。
普段は空気を抜いた状態で持ち運びできますので、スキー場などに持って行く時にもかさばらなくて便利です。
現地でポンプを使ってすぐに空気を入れて使い始められます。
エアボードの特徴と楽しさとは?
雪面を滑るという意味ではスノーボード、そしてソリと同じと言えます。
しかし、エアボードの大きな特徴はうつぶせになって乗るという点にあります。
つまり、雪面に非常に近い距離、40センチから50センチくらいの目線で滑降していくことになります。
そのため、非常にスピード感があって勢いを感じられる走りを楽しめるというわけです。
また、体を傾けたり体をひねったりして曲がることができますし、上手になれば回転したりアクションを決めたりできるようになります。
自分の体の動かし方次第でいろいろな動きができて、スポーツという面で見てもやりがいがあって魅力的と言えます。
スピードが乗るため安全な操作の仕方を学ばないといけないのは確かですが、スキーやボードのように建っているわけではないので、斜度の低いところであれば誰でもすぐに始められるというメリットもあります。
ウインタースポーツが苦手という人でも、トライしやすいと言えます。
エアボードが楽しめるスポットはどこ?
エアボードはまでどこのスキー場でもできるというわけではありません。
事前に利用可の場所かを確認しましょう。
たとえば、北海道だと白金パークヒルズスノーランドや福島県の猪苗代スキー場などがあります。
関東圏だと群馬の谷川岳天神平スキー場があります。
たくさんのスキー客が集まる長野県は、黒姫高原スノーパークや白馬乗鞍温泉スキー場などが対応しています。