空を飛ぶための道具」のひとつ・パラグライダー
空を飛ぶことは、人間にとって長い間憧れでした。
「空を飛びたい」と言う人の思いは、いつしか色々なアイテムを発明するにいたり、現在は色々なものを使って空を飛ぶことができる様になっています。
その「空を飛ぶための道具」のひとつが、パラグライダーになります。
パラグライダーとは、パラシュートに似たものと言えばすぐに思い出すことができるでしょうか。
始まりは、山に登った登山家が下に下おりる時にパラシュートを使ったということだそうで、現在では「パラグライダー」として活躍しています。
パラシュートを改良して作られたパラグライダーは、実際素材も「薄い布」「細い紐」を使って作られていて、小さく折りたたんで収納することも可能です。
パラシュートとパラグライダーの違い
パラシュートとパラグライダー、どこに大きな違いがあるのかと言うと、パラシュートは下に降りるために使用するのに対し、パラグライダーは「上昇気流を捕まえ、長い間飛んでいることができる」と言う点が異なります。
そう、見かけに反して、パラグライダーはとても長く飛んでいることができるもの。
上昇気流さえ捕まえることができれば、3時間でも飛ぶことができますので、それが面白いのです。
ただし、風を利用して飛ぶパラグライダーは、やはり「自然の状態」に左右されやすいです。
風の強さや方向など、色々な条件に合わせて飛びやすいかどうかが決まるパラグライダーは、やはり「操作が難しい乗り物である」と言えるでしょう。
気温や湿度も、パラグライダーには大きな影響を与えるそう。
当然ですが、気持ちよく飛行するにはそれなりの気象条件を選びますので。パラグライダーを楽しむ人は、天気の状態にとても敏感だそうですよ。
パラグライダーは、とにかく「上昇気流を見つけることができるか」が大事。
なぜなら、パラグライダーは上昇気流を捕まえることで飛び続け、気流が無くなったら別の気流に乗り換えることでまた飛ぶからです。
パラグライダーを飛ぶにはライセンスが必要
パラグライダーで飛ぶにはライセンスが必要になり、好きなところで飛ぶにはパイロット証が必要。
また、パラグライダーは技術が求められるスポーツですので、スクールなどに通ってその技術を習得しなくてはなりません。
好き勝手に乗ることができるものではありませんので、「パラグライダーに乗りたい」と言う人がいたら、ぜひスクールで技術を勉強してみて下さい。
スクールは数が多いわけではありませんが、きちんと探せば必ず見つけることができますので、ぜひ探して受講したいですね。
インターネットを頼りに、最寄のスクールを探してみるという手もありますよ。