多くの人にとって、乗り物に乗って旅行に行く、となると、多くの人が考えるのは、自動車かもしくは鉄道ということになるのではないでしょうか。
あるいは、最近は高速バスもたくさん出ていますから、高速夜行バスをよく利用する、という人もいるかもしれません。
しかし、乗り物にのった旅というのは、なにも自動車や鉄道、高速バスだけではないのです。
長距離を移動する手段というのは、この他にもたくさんあるんですよ。
そんな旅の移動手段の一つが、フェリーを使ったものです。
フェリー
フェリーというのは、大型の船のこと。
船と言っても、人間が乗るだけでなく、貨物をたくさん積み込んだり、自動車やバイクといった陸上での移動手段となる乗り物を積み込んで移動することができる点が特徴です。
自動車やバイクを積み込めるということは、つまり、フェリーに乗る場所までは自動車で移動して、車をフェリーに積み込んで自分自身もそのフェリーに乗り、目的地についたらふたたび、自動車で移動する、ということができるのです。
つまり、旅行先でレンタカーを借りる必要もなく、自分の車で移動が可能という便利さがあるので、以外と便利で楽しい旅の方法なんですよ。
フェリーというと、多くの人にとってあまりなじみがないかもしれませんが、じつは、日本国内でも数多くの定期航路が存在するんですよ。
たとえば、関東から北海道に行くものや、関西から九州方面までいくものなどがあります。
もちろん、新幹線などで移動するのに比べれば時間はかかりますが、たまにはゆっくりと海の旅を楽しむことができるフェリーの旅は、意外と快適なものなんですよ。
フェリーに乗るときのポイント
フェリーに乗るときは、あらかじめ乗船の予約をして、車のサイズや台数なども確認しておきます。
そして当日は、乗船手続きをしたあとに、自分で自動車を運転して船の中に乗り込みます。
船に乗ったら車から降りて船室で過ごし、船が到着したら、今度はまた車を運転して船の外に出るのです。
フェリーの中には、個室の寝室やレストラン、あるいは売店やラウンジなど多くの施設が設けられているので、船の中だからといって狭いということもなく、のびのびと過ごすことが可能です。
とくに天気の良い日は、海風にあたりながらゆっくりと過ごすのはとても気持ちの良いもの。
是非一度乗ってみることをおすすめします。