色々なサーキットで体験走行ができる
日本には、自動車レースが開催されている大型のサーキットが数多くあります。
富士スピードウェイ、鈴鹿サーキットのように世界的規模の自動車レースが開催されているところもあるため、サーキットで走行してみたいという夢を持っている人は多いのではないでしょうか。
サーキットをレース仕様のマシンで走りたいという夢は、残念ながら叶えるためのハードルが高いものの、自前の愛車でサーキットを走るという夢であればハードルはだいぶ下がります。
富士スピードウェイや鈴鹿サーキットを始めとする多くのサーキットで、愛車を使った体験走行が可能です。
一例を挙げると、富士スピードウェイの場合、レースやイベントの開催日以外が体験走行可能な日です。
富士スピードウェイはレースやイベントが集中的に開催されることが多く、2022年9月の場合は体験走行を行えるのは30日中9日ですが、2022年10月の場合は31日中21日も体験走行が行なえます。
体験走行可能な日に愛車で富士スピードウェイに向かい、体験走行券を購入することで、昼12時から13時までの間に愛車を用いた体験走行を行えます。
体験走行では、オフィシャルカーの先導についていく形で、サーキットを3周することが可能です。
予約は不要ですが、年末年始の時期などは体験走行の希望者も増え、台数制限がかけられる場合があるので、希望者が多そうな時期ば早めに富士スピードウェイに到着しておきたいところです。
富士スピードウェイにしろ他のサーキットにしろ、体験走行を希望するのであれば、公式サイトで体験走行の概要を確認することは欠かせません。
サーキットごとに走行のルールは異なるので、思い込みによるルール違反を起こさないようにするためにも確認は必須です。
サーキット走行するメリットについて
わざわざ面倒な手続きを踏んでまで、サーキットで体験走行するメリットがあるのかと感じられる人もいらっしゃるはずです。
サーキットの体験走行のメリットとして挙げられるのが、公道の時ほど制限がきつくない点です。
愛車のエンジンの最高出力や最大トルクなどの走行性能が優れていても、日常生活の中で愛車の走行性能を存分に活かせるチャンスはまずありません。
しかし、サーキットの体験走行であれば、自動車の走行性能を普段よりも発揮させることができます。
もちろん、体験走行では思うがままに走れるわけではありませんが、自動車を思いっきり走らせてみたいと感じているのならサーキットの体験走行に申し込んでみるのも手です。
体験走行を楽しめた場合、サーキットのドライビングレッスンに申し込んでステップアップするのもよいと思います。
また、自動車レースのファンであれば、憧れのサーキットを愛車で走れること自体が大きなメリットです。
大好きなレースが行われた場所で走りたいというような気持ちがあるのなら、体験走行を申し込む価値は十分にあります。