白馬に乗った王子様…ではないですが、乗馬は優雅なイメージがありますよね。
ヨーロッパでは乗馬は貴族の嗜みでした。
もちろん日本でも、武士が戦に用いてきた歴史があります。
人と長い付き合いのある馬
それくらい人類とは長い付き合いのある馬は、非常に賢くて人間の感情の機微を感じ取ることができるといいます。
高貴なイメージのある乗馬ですが、現代ではスポーツとして確立されています。
オリンピックの正式種目にも採用されているくらい由緒正しい競技なのです。
乗馬をやっていると姿勢が良くなるばかりでなく、下半身の筋肉も効率よく使うことができるので近年ではエクササイズとしても注目されています。
一度はやってみたいけど難しそう、そんなイメージを抱きがちですが難しいことは全くありません。
多くの乗馬クラブでは、全くの初心者でも気軽に体験できるコースを用意しています。
リーズナブルな価格で体験できるので、ぜひ一度試してみてください。
乗馬を行う上で大切なポイント
乗馬を行う上で大切なのが服装です。万が一の落馬に備えて長ズボンや長袖のシャツ、手袋と靴下の着用は最低限必要となります。
ブーツ・ヘルメット・プロテクターはレンタルで貸してもらえるところがほとんどなので安心してください。
さて、初心者の方がまずビックリするのが馬の大きさだと思います。
日本では牧場や競馬場以外に馬に触れる機会自体が少ないこともあって慣れていない人のほうが多いので、余計にそう感じるのではないでしょうか。
乗馬クラブで飼育されている馬には気象の荒い馬はそうそういないので、噛み付かれる心配もないので安心してください。
乗馬をする上でのはじめの一歩が、パートナーとなる馬との対面です。
まずは目を見てみましょう。よく馬は瞳が綺麗だと言いますが、まさしくその通りで、思わず吸い込まれそうになります。
体に触れてみるのも良いでしょう。温かくて心地よい毛並みが早くも心を癒してくれます。
馬との対面を果たしたら、コーチからは手綱の持ち方や乗り方など最初からいきなり実践的なことを教わります。
そして馬上の人となったら、目線の高さにまた驚くことでしょう。
体験コースでは、最初は歩かせることから始まり、徐々に軽く走らせてみるという流れになっています。
初めて乗馬をしたら脚の筋肉がパンパンになる方が多いと思います。
エクササイズとして注目を集めているのも頷けますね。
乗馬にはライセンスもあります。
全国乗馬倶楽部振興協会が認定している民間資格で、技術や鞍数によって1級~5級までの認定証が発行されます。
本格的に始めてみたいなと思った方は、まずはこのライセンス取得を目指してみてはいかがでしょうか。