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グリーンスローモビリティに乗りたい

グリーンスローモビリティってどんな乗り物?

人や物資を運搬するための乗り物として、様々なタイプの車が開発され高度な技術が搭載されるようになっています。
特に自動運転と地球温暖化を防ぐエコ性能という点に重きが置かれていて、実用的な乗り物が多くで始めています。

その一つの流れとして、グリーンスローモビリティというものがあります。
これは、「グリーン」で示される地球環境に優しい動力を持つこと、「スロー」つまりゆっくりと走るという特徴を持つ乗り物のことを指します。
具体的には、国土交通省では電気を動力した乗り物で、時速20キロ未満で公道を走れるものという定義を設けています。
そして、4人以上の人や物資を運べるという実用性も含まれています。

電動でゆっくり走り、4人以上乗せられるというグリーンスローモビリティは、主にバスの形をしたものと、ゴルフカートのような構造のものが存在します。
高齢者の方を中心として、地域の中で公共バスとして利用するという実用例があります。

また、観光スポットにおいて案内をしたり、施設内をゴルフカートスタイルのグリーンスローモビリティで移動したりできるようにもなっています。
長距離の移動は難しいですが、限定された範囲での移動ではとても便利な乗り物と言えます。

グリーンスローモビリティの特徴とメリットとは?

グリーンスローモビリティは電動ということで、特に家庭用のコンセントで充電できる仕様が中心となっています。
そのため、特別な設備やガソリンスタンドのようなものがなくても、どこでもエネルギー供給ができるというメリットがあります。
また、ゆっくりと走りますので、観光地をのんびりと動いたり、高齢者の方が安全に移動したりするのにぴったりです。

さらに、ゴルフカート式のものであればボディーが小さいので、自動車よりもさらに小回りが利いて狭い道路でも難なく通り抜けられます。
バスタイプものでも、従来の公共バスよりもサイズが小さいものがほとんどで、都心部でも移動しやすいというメリットがあります。

自動運転化の技術も進んでいる

グリーンスローモビリティは、こうした特徴の他に自動運転技術の搭載が進んでいるという点でも注目されています。
すでにゴルフ場や観光施設で、道路に誘導戦を埋め込んで自動的に運転したり、リモコンで簡単に呼び寄せたりできるようになっています。

さらに、AIを使った自律走行の技術が進んでいけば、公道においてもバスの形などで目的地まで楽に移動できるようになります。
グリーンスローモビリティは、すでにいろいろなシーンで実用化されている車両ですので、それに新しい技術を加えることでより便利な乗り物に進化していくことが期待されているわけです。