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電動キックボードの魅力とは?

電動キックボードの基本

電動キックボードとは、この名前から分かるように電気で走るタイプの乗り物です。
イメージとしてはスケートボードにハンドルが付いているという感じで、乗る人はボードの上に片足もしくは進行方向に対して横になるような形で両足を載せます。
ハンドルの部分にはアクセルとブレーキが付いていますので、足で漕がなくても進んでいきます。
もちろん、アクセルをかけずに足で漕いで無動力のキックボードのように進むことも可能です。

電動キックボードはエンジンが付いていない電動モーターで走りますので、ガソリンなどの燃料を入れなくても良いのがメリットです。
充電は家庭用のコンセントを使ってすることができます。
電動キックボード自体は玄関の中に入れられるほどのコンパクトなサイズですので、気軽にかつ安全に充電できます。
ほとんどの製品はハンドル部分のバーを折りたたむことができますので、持ち運びも便利で許可された公園や野外でレジャーとして楽しむこともできます。

今までのキックボードとの違いとは?

従来のキックボードとの大きな違いは、やはりモーターが付いているということでしょう。
ハンドル部分には、操作のためのアクセルとブレーキが付いていますし、ボード部分にはモーターにバッテリーが装着されています。
そのため、基本的な形は一緒ですが電動キックボードの方がずっと重いです。
従来のキックボードだと足で漕がないと進まず、坂道を下る以外にはそれほどスピードを出すことはできません。

しかし、電動キックボードであれば時速40キロくらいは出るものが存在します。
そのため、単にちょっと走らせて遊ぶというだけでなく、立派な移動手段として利用できるのが大きなメリットと言えるでしょう。

交通ルールは原付と同じものがあるので注意が必要

電動キックボードを購入して利用する際には、公道でも走れるタイプなのかを確認する必要があります。
行動走行は許可されておらず、許可された公園や自分の敷地、倉庫などでのみ走れるものも多いです。
一方で、公道で走れるタイプの製品は、原付と同じ扱いになります。
そのため、公道に乗り出すためにはライトなどの装備やナンバープレートを装着する必要があります。

また、自賠責保険に加入することが求められますし、運転手は免許を持っていることとヘルメットを着けていることがルールとなります。
これらを守らないと、ノーヘルで原付走行をしているようなもので、すぐに警察に止められて罰則を受けることになります。
また、電動キックボードを公道で運転していて、誰かにケガを負わせたりした時は、同じように賠償責任を負うことになりますので気を付けて運転しないといけません。