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エアーボードに乗ってみたい!

エアーボードの特徴

エアーボードとは、日本ではまだ珍しい存在ですが、空気でふくらませたゴム製のボードの上に腹ばいで乗り雪の上をソリのように滑って楽しむスポーツのことを言います。
腹ばいで乗るためソリよりも顔が地面に近く、ほんのちょっとのスピードでもスリル満載です。

エアーボードは、2001年にスイスで誕生したばかりの新しいウィンタースポーツです。
スイスからヨーロッパに徐々に広がり、雪山の新しい楽しみ方としてアウトドア派の人たちの間で人気になりました。
日本に入ってきたのはここ数年のことなので、見たことない方も多いのではないでしょうか。

エアーボードの仕組みはとても簡単で、ボードの裏側に凹凸がレールのように走っているのが大きな特徴です。
ボードの両端には体を支えるためのハンドルが付いており、このハンドルを握って左右に体重をかけることで裏側の凹凸がエッジを効かせて思った方向に曲がるようになっています。

持ち運びに便利なのもエアーボードの特徴です。
ゴムのボードを空気で膨らませているだけなので、空気を抜くだけでコンパクトに折りたためます。

エアーボードの楽しみ方

エアーボードの楽しみ方は、ただ腹ばいに乗って雪山を滑るだけですが、これがなかなか奥が深いです。
最初に述べたように、スピード感がすごいのでそんなに速くなくてもかなりの迫力を感じます。
また、初心者でもレクチャーを受けるだけですぐに曲がったり止まったりが自由自在にできるようになるので、ゲレンデにシュプールを描いたりジャンプを決めたりとやればやるほど楽しみ方が広がるのです。

本場スイスを始め、ヨーロッパではすでに人気のウィンタースポーツの一つとして地位を確立しているエアーボードですが、日本ではまだ知名度は低いです。
ヨーロッパを中心に各地で大会が開かれており、見るのも参加するのもおすすめですが国内で開催しているところは少ないでしょう。

ただ、徐々に浸透してきており、ゲレンデによっては初心者が参加できるレースをやっているところもあります。
エアーボードを始めるならぜひ大会やレースを開催しているところを探してみてください。

エアーボード体験ツアーの紹介

初心者でもエアーボードを体験できるツアーを開催しているのが、北海道上川郡新得町にある「TACとかちアドベンチャークラブ」です。
スキーのゲレンデを使って、エアーボードのレクチャーやツアーをやっています。
初心者でも気軽に参加できる半日コースと、エアーボードの魅力をたっぷり体験できる1日コースがありますので、お好きな方を選んでください。

本州では、群馬県利根郡みなかみ町の「マックス」が中学生以上を対象にエアーボードのツアーを開催しています。
谷川岳天神平スキー場や水上高原スキーリゾートのゲレンデでエアーボードが楽しめるチャンスです。