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フォード マスタングの特徴

アメリカに合うマッスルカー

マスタングと言うと、馬力のあるエンジンを積んだ、マッスルカーとして有名です。
アメリカの車は、街は広く道も広いので、車は自然と大きくなっていきました。
そんなでかくて重い車には、パワー不足を補うなら、でかくてパワーのあるエンジンを積めばよいと言う、力業で誕生したのが、マッスルカーです。
今の環境の優しく、排気ガスを少なくという、現代の流れに、反発する車とも言えるでしょう。

1964年にマスタングは登場し、ヒットした小型車のファルコンを基本に、スポーツカーのようなデザインにして、大衆向けとして安価に発売します。
ポニーカーやスペシャリティカーというジャンルを生み出した、元となった車でもあり、他の車メーカーも、コンセプトを真似します。

その後は50年ほど時間が経ち、マスタングは何度かモデルチェンジしながらも、V8エンジン搭載という基本は受け継いでいき、エンジンは小型化もしていきました。

デザインと性能を追求

マスタングは、初代モデルから現行モデルまで、一貫したデザインコンセプトになっています。
現行モデルは、初代の復刻デザインとなり取り入れており、また一代前のモデルを踏襲しています。
ヘッドライトは切れ長となり、この部分は大きく変わり、現在の流行を取り入れています。
テールランプは大きなデザインの変化はなく、その代わりに、現在の技術のLEDをランプに使っています。

現行モデルは、サスペンションに変更が加えられています。
マルチリンク式独立懸架という方式になっており、これにより従来のモデルよりも、道路での追従性アップなど走行性能を上げるとともに、ラゲッジスペースも広く確保し、2ドアながらも、広い車内になっています。

フォードの戦略の1つというと、世界で規格を統一することにあります。
従来は欧州と北米に分かれており、それぞれの地域で、車両の規格が若干違っていましたが、徐々に統一しています。
右ハンドルや左ハンドルと、その区別なく、どこの国でも販売することを目標にしてます。
また、左ハンドルが主流となる、アメリカ車は、日本での販売を容易にするために、右ハンドル車も用意しました。
しかし残念ながら、フォードは日本から撤退しており、日本でマスタングを購入するとなると、輸入車を買うしかありません。

マスタング以外にも、マッスルカーと呼ばれる車はあります。
シボレーカマロや、ダッジバイパーなどがその例であり、マッスルカーというジャンル登場から、他のメーカーも同じコンセプトの車を作ってきました。
どのモデルにしても、馬力のあるエンジンを搭載しており、ハイパワーな走りを体験することが可能です。
マスタングは日本では正規輸入はされていませんが、カマロとなると正規輸入されています。