ノルウェー生まれの新感覚のマリンスポーツ、「サブウィング」
水上を滑走したり漂ったりするわけでもなく、また、水中を漂ったり泳いだりするわけでもなく、ボートに引かれて水中を滑走する全く新しい感覚のマリンスポーツです。
マリンスポーツに革命を起こしたと言われるほどの斬新さです。
サブウィングと名付けられた2枚の羽がセットになったボードで、まるでイルカになったかのような泳ぎを実現します。
サブウィングの形状や働きは、クジラの尾びれのようなものだと思えばよいのかもしれません。
左右の尾びれのようなサブウィングの左右の羽に両手でつかまって、左右2枚の羽を別々に動かすことにより、上下の動きのみならず、左右にも自由自在に泳ぎ回ることが可能になります。
左右のボードの動きによって本当にイルカになったように、水中で左右に旋回したり、回転したりすることができます。
サブウィングは素材によって値段が違いますが、初心者向けモデルで3万円、上級者モデルで10万円ほどです。
始める際に必要となる道具は3つで、①サブウィング本体ボードと②専用ゴーグルと③ロープです。
鼻に海水を入れないために専用ゴーグルが必要ですし、サブウィングを引っ張る原動力、かつ、命綱となってくれる専用ロープが必要です。
初心者用であれば3点セットで合わせて5万円ほどで購入できます。
片手で持ち運べるほど軽量コンパクトなので、手軽に始められますので、大ブレークの予感がします。
具体的にはどんなふうに楽しめばよいのか
①ボートにつながるロープをサブウィングにセットしてゴーグルを装着して準備完了です。
②止めたボートから海に入ります。
③ボートを動かして10~25mの距離を取ります。
④ボートに引っ張られながら、サブウィングの左右両方の羽を下向きにして海に潜ります。
⑤水中にもぐったら、左右の羽の角度を変えたりして、上下左右と自在に水中遊泳を楽しみます。
⑥息が苦しくなってきたら、サブウィングの左右両方の羽を上向きにして水面に浮上して呼吸します。
⑦再度潜って遊泳を楽しみ、苦しくなったらまた浮上して呼吸する、これを繰り返します。
ボートは時速5km程度が安全にサブウィングを楽しめる速度ですのでスピードを出しすぎないようにしなくてはいけません。
サブウィングを体験するには
日本には上陸したばかりで、現在体験が可能なのは、唯一、沖縄の石垣島にあるマリンスポーツ専門店「ビッグビーチ石垣島(big beach) 」のみです。
このお店では、サブウィングだけでなく、マリンジェットクルージングやシュノーケリングも併せて楽しめる約3時間の遊び放題プランを大人9,000円で用意しています。
美しい石垣島のきれいな海を満喫するコースで、一組限定なので気がねなくゆっくりと楽しめます。
周りを泳ぐ魚たちもきっと「ギョ・ギョ・ギョ!」ですね。