スリル満点のビスケットチューブ
ビスケットチューブとは、少し真ん中が窪んだ丸いビスケット状のゴム製のチューブボートで、海や湖でジェットスキーにロープで引っ張ってもらうスポーツです。
スピードを出せば遠心力で振り落とされそうになりスリル満点で、ゆっくり走れば小さなお子様でも楽しめます。
1人乗りから4人乗りの大きなものまであり、形状はメーカーによって様々です。
乗り心地は、水面に平らな石を投げると石が何回も続けて跳ねることがありますが、まるでその石に乗っているような不思議な感覚です。
まるでロデオのように、お尻を打ち、落ちないよう腕には力が入り、腹筋は笑い過ぎて痛くなります。
まずはインストラクターの指導で始めましょう
自分や友人がジェットスクーターを持っている場合は、ビスケットチューブを購入して始めることが可能です。
そうでない場合は、まずマリンレジャーの一環としてツアーなどに組み込まれているビスケットチューブ体験に挑戦されてはどうでしょう。
ビスケットチューブ体験ができるのは、
山中湖(山梨県)
富士山のふもとの絶好のロケーションで、都心からも近くの場所で気軽にこんな体験ができるのは魅力ですね。
チューブは1人乗り、年齢は4歳以上で、料金は一人2,000円です。
沖縄県国頭郡本部町(沖縄県)
沖縄だけあって、透明度の高いきれいな水が自慢です。
こちらではいろいろなチューブが用意されていますので、カップルでも家族で楽しみたい方も、それぞれに応じた大きさのチューブが選べます。
年齢は6歳以上で、料金は一人2,000円で、オプションでバーベキューも楽しめます。
沖縄ではそれ以外にも、他のマリンレジャーと合わせて遊び放題のプランも用意されています。
ビスケットチューブを楽しむための注意点
ヘルメットを被る
ビスケットチューブで多い事故は、チューブが転倒した際に同乗者同士が頭を打つなどの怪我です。
それを防ぐには、頭を守ることで、できれば白いヘルメットがおススメです。
白は転倒しても目立ちますから救助が容易です。
見張りをつける
ジェットスキーを一人で運転していると、後ろの様子を確認しながら、周囲の安全も確保するのは難しいです。
チューブが転倒したまま数百メートル進むことさえあります。
そうなると落水者を発見するのは大変ですので、誰かに見張ってもらうと助かります。
ジェットスキーのスピードを出し過ぎない
ドライバーとしては、チューブに乗っている人にスリルを味わってもらい喜んで欲しい気持ちになりがちですが、安全は第一で無理は禁物です。
落水者に近づくときはジェットスキーなどのエンジン必ず止める
船外機などの場合は、プロペラがあるので必ずエンジンを止めなければ危険です。
水上バイクの場合は慣れや油断からついエンジンを止めずに近づいたりしますが、ふとした誤操作で急発進でもすればジェットは危険な凶器です。