1. >
  2. >
  3. 潜水艦にのってみたい!

潜水艦にのってみたい!

ハリセンボン

潜水艦と聞いて皆さんはどんなものを思い浮かべますか?

潜水艦と聞けば、多くの方は海上自衛隊の潜水艦を思い浮かべるのではないでしょうか。
自衛隊だとチョット乗せてくださいと言っても、「はいどうぞ!」というわけにはいきませんよね。
だからと言って潜水艦に乗るためだけに自衛隊に入隊するのも……

でも海外に目を向ければ、マリンレジャーを目的にした様々な潜水艇が存在しています。
ただ多くは、テレビの海底探査番組で見るような、海底に潜ることを主眼にしたものです。
価格は公表されていないものも多いですが、安くても1千万円から高ければ数億円程度とかなり高そうです。
そんなに深いところに潜るのは怖いし、そんな必要はないから、もっと、手軽にレジャー感覚で海に遊びに行く際に使える潜水艦があればいいですよね。
まるでボートのように海上でも使え、潜水艦のように海中散歩も楽しめるものがあれば……いいと思いませんか?

手軽に水中のレジャーが楽しめる「エゴ社-コンパクト・セミサブマリン」

韓国のエゴ社が開発したコンパクトサブマリンは、その名のとおり、コンパクトでとてもかわいい姿ですので、手軽に扱えそうです。
形状は観覧車のゴンドラ側面の左右の上部を、「浮き」代わりの細長いボートで挟むような形で、ボートの部分は常に水面に浮かんでいます。
ゴンドラは、前方と左右が透明の厚いアクリルボードになっています。
潜水艦とボートを一体化したデザインになっていますので、中央のゴンドラ部分からボート部分へは出入りが自由です。
中央部分に入れば潜水艦気分で水中散歩が楽しめますし、ボート部分に出れば日光浴にもちょっと海につかってもと、気分に合わせて自由なマリンレジャーが楽しめます。
高さは239センチ、全長335センチで取り扱いやすい大きさです。

また、バッテリー駆動で、2キロワット(2.6馬力)のモーター2個を動かし、海上を移動することができます。
運転の感覚は、潜水艦といった特殊なものではなく、自動車を運転する感覚に似ています。
価格は公表されていませんのでEGO社に問い合わせる必要がありますが、他社のものに比べれば安価なはずです。

潜水艦を運転するのにする免許はいるの?

自衛隊の潜水艦や研究目的の海底探査用潜水艦は、運転自体が国や関係機関の職員が行いますので特に免許はないようです。
ただし、自衛隊の場合は、隊内での資格が必要だそうです。
レジャー用のものは国内では普及していないようで、特に免許のことが話題にはされていません。
「エゴ社-コンパクト・セミサブマリン」は、潜水艦というよりは、海上を移動するものなので船舶免許が必要になるでしょう。
このような簡易な潜水艦が一般的になって、観光地などで手軽に潜水艦気分を楽しめるようになるといいですね。